Record China 2015年2月11日(水) 0時55分
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10日、英紙は、過激派組織「イスラム国」に焼殺されたヨルダン軍パイロットが殺害前に大量の鎮静剤を飲まされていたと報じた。英紙デイリー・メールがサウジアラビア・メディアの報道を引用して伝えた。
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2015年2月10日、英紙は、過激派組織「イスラム国」に焼殺されたヨルダン軍パイロットが殺害前に大量の鎮静剤を飲まされていたと報じた。英紙デイリー・メールが9日、サウジアラビア・メディアの報道を引用して伝えた。
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英紙デイリー・メールが9日、サウジアラビア・メディア「burnews.com」の報道を引用する形で伝えたところによると、イスラム国に焼殺されたヨルダン軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉は、殺害前に大量の鎮静剤を飲まされていた。報道によると、カサスベ中尉は体に火を付けられる前に、自身の身に何が起きているか分からせないようにするため、また、叫んだりしないようにするため、大量の鎮静剤を飲まされたということを、イスラム国の戦闘員が認めているという。
カサスベ中尉が火を付けられた際に観念した様子で、また英雄的なまでに平然とした様子に見えていたのは、薬が効いていたせいであると伝えている。また、殺害現場の目撃者の証言や殺害の様子を撮影した映像などを調査した結果、カサスベ中尉の感覚器官は短時間で焼き尽くされたため、本人はほとんど痛みを感じることはなかったと報じている。(翻訳・編集/蘆田)
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