2015年2月11日、韓国・聯合ニュースによると、スウェーデンの家具大手「イケア」が、韓国で問題となった「日本海」表記の地図を、依然として販売していることがわかった。

【その他の写真】

昨年11月、イケアが米国や英国などで販売していた地図に「日本海（Sea of Japan）」とだけ記載し、韓国が主張する「東海」を併記していなかったことが発覚。韓国内で批判が相次いだことを受け、イケアは、今年から同地図の販売を、全世界で中止すると発表していた。

しかし、イケアのスウェーデンのホームページでは「日本海（Sea of Japan）」とだけ表記された地図が今も販売されている。さらに、スウェーデンだけでなく、米国やカナダなど26カ国で販売されているという。

これに対してイケア側は「今年中に販売を中止すると言ったが、中止時期は国によって異なる。また、アジア諸国ではもともと同地図を販売していない」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「イケアがどう表記しているかは大して重要じゃない。それよりも中国やロシアが日本海表記を採用していることの方が問題」

「気分は悪いけど、今年中に中止すると言っているんだから、そんなに焦って批判しなくてもいいのでは？」

「不買運動だ！と騒いでいたのに、オープン当日、イケアの前に長蛇の列ができていたことに驚いた」

「こうなると思ったよ。だからイケア商品を買うなって言ったのに…」

「世界は日本海と認めている。イケアだけを責めるのはおかしくない？」

「韓国は東海表記のために何か努力しているの？文句を言っているだけでは何も変わらない」

「米国やカナダの人たちにとったら、日本海でも東海でもどっちでもいい。韓国で販売されなければいいんじゃない？」

「やっぱりイケアは駄目だ。これからも絶対に行かない！」

「イケアは韓国人を見下し、カモにしようとしている。韓国から追い出すべき」

「イケアは韓国で稼いだ金で日本を助けている」（翻訳・編集/堂本）