北朝鮮のサイバー攻撃部隊員は1700人余り、不正侵入技術は大学の授業でも―韓国紙

Record China    2015年2月13日(金) 18時18分

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10日、北朝鮮にはサイバー攻撃部隊が7部隊あり、1700人余りが活動している。クラッキング技術は大学の授業でも正規の課程として行われているという。写真は平壌。

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2015年2月10日、韓国紙・中央日報によると、米オバマ大統領が「ソニーピクチャーズに対するサイバー攻撃は北朝鮮による犯行」だとしたことで、北朝鮮のIT能力に関する注目が高まっている。北朝鮮ではインターネットやスマートフォンは韓国ほど自由に利用できないが、それでは不正にアクセスするための技術はどのようにして磨いているのか。11日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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北朝鮮のクラッキング(不正侵入)能力の実態はベールに覆われたままとなっているが、平壌科学技術大学で2011年7月から半年間英語教員を務めた女性、スキ・キムさんのルポ「平壌の英語教師」によると、ある学生が政府のシステムに侵入し、成績を改ざんしようとして失敗したが、当局はこの学生を処罰しなかったという。当局は改ざんした内容をそのままにすることで、学生に対して「クラッキングは犯罪ではなく、うまくやれば容認される」という意識を植えつけたと指摘されている。

また、北朝鮮の最高学府・金日成総合大学や金策工業総合大学ではクラッキング技術を習得するための授業が正規の課程として設置されている。ITを専攻する大学生は、通常であれば3年次にクラッキングを学び、優秀な学生は海外研修に派遣されることもあるという。

現在、朝鮮労働党と国防委員会のもとにはサイバー攻撃を目的とする7部隊が組織されており、韓国政府は「合計で1700人余りが部隊員として活動している」としている。(翻訳・編集/岡田)

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