急増するアジアの国防費、増加分の6割以上は中国―英シンクタンク

Record China    2015年2月15日(日) 10時7分

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13日、参考消息網は記事「アジアの国防費が急増、増加分の60%超は中国」を掲載した。全世界の国防費支出は減少傾向にあるが、一部の国が大きく引き上げている。写真は中国人民解放軍。

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2015年2月13日、参考消息網は記事「アジアの国防費が急増、増加分の60%超は中国」を掲載した。

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英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は11日、報告書「ミリタリーバランス2015」を発表した。注目はアジアの国防費急増だ。2014年のアジア全体の国防費は約3440億ドル(約40兆8000億円)、2010年比で27%増となった。この増加分は、ほぼ中国1国で引き上げているのが実情だ。2013〜2014年のアジア全体の国防費(オセアニア含む)増加分のうち63.4%は中国によるもの。2位はインドで14.2%。3位は日本の5.7%。4位は韓国の4.2%。

なお世界全体では国防費支出は低下トレンドが続いている。2011年から2013年にかけ3年連続で低下した後、2014年には1.7%の増加となった。ロシア、中国、サウジアラビアの3カ国の支出増が全体を引き上げているという。だが今年は再び減少に転じると予測されている。(翻訳・編集/増田聡太郎

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