Record China 2015年2月16日(月) 19時45分
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12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは中国人の出身地別の性格やかかりやすい病気について報じた。写真は北京。
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2015年2月12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは中国人の出身地別の性格やかかりやすい病気について報じた。14日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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中国人の性格を理解するには、出身地ごとの特徴や違いを知ることが役に立つ。そのため、中国では初めて出会った人に、まず出身地を訪ねる人が多い。
中国で最も寒い東北地区の人々は、非常に親切で、手助けが必要な人に対して進んで手をさしのべる。しかし、医師や心理学者によると、日頃、高脂肪で濃い味の食事を取っているため、性格的にはせっかちな人が多く、高血圧や心臓・血管に関する病気にかかる確率が高い。
内モンゴル人は、友達思いで、客をもてなすことが好きな人が多い。大部分が遊牧民スタイルの生活を捨ててしまったため、よく食べる割に運動量が少なくなっており、糖尿病を患いやすい。
河北人は、北京の近隣に住むが故に大きな犠牲を強いられている。河北省はもともと工業の発達した省だったため、環境汚染が問題になっていた。さらに近年は、北京から追い出された工場などが続々と河北省へ移転しており、汚染問題が一層深刻になっている。そのため、呼吸器系の病気、特に肺に関して注意しなければならない。
北京人は、礼儀正しく、話し好きで、近づきやすい。特に根っからの北京人は何事に対しても真面目で、交通渋滞や環境問題などに対しても真摯に向き合おうとする人が多いと言われている。また、不公平なことに対しても黙っていられないなど、すべてのことに真剣すぎて、生活の中でリラックスできなくなっている。こうした状況の下、大きなストレスを受けながら生活し続けることが、北京人をがんにかかりやすくさせる可能性を高めている。
このほか、上海人は聡明、広東人は食へのこだわりが強い、四川人は勤勉で友だち付き合いが好き、などの評価がある。
こうした内容について、ネット上では「面白い」「科学的根拠がない」などさまざまな意見が出ているが、あるユーザーは「自分が出会った人がたまたま良い人だったら、その地区出身の人は良い人だと思い込み、たまたま悪い人だったら、その地区のすべての出身者を悪い人と思い込んでいるに過ぎない」と指摘している。(翻訳・編集/秋田)
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