Record China 2015年2月17日(火) 12時16分
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17日、対日賠償請求活動家として知られる王錦思氏ら中国人3人が昨年12月、日本を訪れた際、警察当局に尾行され、警察官からボディチェックや荷物検査を受けていたことが明らかになった。写真は2010年11月、Record Chinaの取材を受けた王錦思氏。
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2015年2月17日、対日賠償請求活動家として知られる王錦思(ワン・ジンスー)氏ら中国人3人が昨年12月、日本を訪れた際、警察当局に尾行され、警察官からボディチェックや荷物検査を受けていたことが明らかになった。環球時報が伝えた。
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王氏らの訪日の目的は、1908年に日本海軍の将校が日露戦争の戦利品として略奪し、天皇に献上された唐代の文物「鴻臚井碑(こうろせいひ)」の返還要求。日本軍は11年現地に搬出したことを示す「功労碑」を建てている。「鴻臚井碑)」は皇帝・玄宗の命を受けた高官が使命を達成した帰路、714年に旅順で建立された重さ90トンの天然石で、王氏らは2014年が石碑誕生1300年に当たることから日本に返還を求めることにしたという。
王氏は昨年12月に訪日。23日の天皇誕生日の前日、下見に皇居に行った際、「警察官があれこれ尋ねてきた。英語で自分は中国人で、友人を待っていると答えて帰ろうとすると、さらに6、7人の警察官がやってきて監視された。夜ホテルを出た際も3、4人の警察官に尾行された」という。
さらに、「23日の朝には私服が10人以上いて、身体検査をされ、荷物を開けられた。皇居には行くなと警告され、何か要求があるなら、中国にある日本大使館を通じて連絡をするように言われた。以前、一度大使館に連絡したが、返事をもらえなかったので、今回直接皇居に行った」と述べている。
王氏は皇居の入り口で、警備を通じて、「鴻臚井碑」の返還を求める書簡を宮内庁に提出したという。(編集/KO)
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