米国世論、「最大の敵」はロシア、北朝鮮が2位=米国民の対露友好度、冷戦後で最低―米世論調査会社

Record China    2015年2月18日(水) 9時6分

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17日、韓国・聯合ニュースによると、米世論調査会社のギャラップが米国の成人を対象に行った「最大の敵はどの国か」の調査で、ロシアが北朝鮮やイランを抑えて1位となった。資料写真。

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2015年2月17日、韓国・聯合ニュースによると、米世論調査会社のギャラップが米国の成人を対象に行った「最大の敵はどの国か」の調査で、ロシア北朝鮮やイランを抑えて1位となった。中国・環球時報(電子版)が伝えた。

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ギャラップは2月8〜11日、米国の18歳以上の成人837人を対象に電話アンケートを行った。その結果、「最大の敵」をロシアとみなした回答が占める割合は18%でトップとなった。14年は9%、12年は2%だった。2位は北朝鮮の15%で、14年から1ポイント減少した。

ギャラップは「米国民のロシアに対する友好度は冷戦後で最低となった」と指摘。冷戦終結直後の1991年に行われた調査では、米国民の57%が「ロシアは米国に友好的」とし、「友好的ではない」の33%を上回った。だが現在は、「ロシアは米国に友好的」が24%となった一方で、「友好的ではない」が70%と上昇している。また、「ロシアの軍事力が米国に深刻な脅威を与えている」も49%に上っている。

ギャラップによると、ロシア国民の対米感情も急速に悪化している。14年4〜6月の調査で、米国政府を肯定的に評価したロシア国民はわずか4%にとどまり、否定派は82%に達した。

専門家は長期化するウクライナ問題が米露間に「新しい冷戦」の危機をもたらしていると分析している。(翻訳・編集/柳川)

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