日韓通貨スワップ協定、23日に終了へ=日本ネットは「歓迎」の声多数、韓国ネットは「後悔」の声も

Record China    2015年2月18日(水) 12時30分

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16日、日本の財務省は日韓通貨スワップ協定を今月23日に終了することで合意したと発表した。資料写真。

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2015年2月16日、日本の財務省は日韓通貨スワップ協定を今月23日に終了することで合意したと発表した。

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日本と韓国が相手国の緊急時に通貨を融通しあう日韓スワップ協定は2001年に始まり、融資枠を拡大してきたが、領土問題などをめぐり日韓関係が悪化したことが影響し、残っていた100億ドル分について延長しないことが決まった。韓国銀行も17日、同協定を延長しないことを発表した。

理由については、日本や中国メディアで「慰安婦問題など日韓関係の悪化が原因の一つ」と伝えられている。韓国メディアは、企画財政部が「延長することが望ましい」との立場だったことに触れ、「韓国側が要請した」と受け取られることを恐れたという見方もあることを伝えた。同部のミン・ギョンソル地域金融課長は「政治的な状況は考慮せず、純粋に経済的な要素だけを考えた」としている。

この問題は各国で大きな注目を集めている。日本のネットユーザーからは歓迎を示す声が多数ある一方で、「日本に感謝しないのか」「日本がピンチになってもウォンじゃ役に立たない」「円の後ろ盾がなくなって、ウォンの信用が低下するだろう」「円とウォンの国際的な評価の違いがわかっているのか」などのコメントが寄せられている。

一方、韓国のネットユーザーからは、「金融危機は乗り越えた。もう日本の助けは要らない」「中国と通貨スワップを締結すれば?。人民元の方がいい」「韓国が助けてやるって言っているのに、日本はそれを断ったということだ」とする意見や、「日韓関係悪化の原因は安倍首相。責任を取ってもらいたい」「日本はウォンなんて必要ないだろうからね」「朴大統領が頼んで延長してもらえ」「危険を回避するために作ったのに、くだらないプライドのために中断するなんて…」といった意見も見られる。(編集/TK)

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