2015年2月17日、中国・河南省の地元メディア・大河網によると、同省●河市（●＝さんずいに累）の男性、小亮さん（仮名）の新婚生活が悲劇に見舞われた。十数日ベッドを共にした“新婦”が男性だったことが判明したのだ。この女装をした“海賊版”新婦。女性と偽り小亮さんと結婚の約束を交わし、結納金をだましとったとして、警察が行方を追っている。

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間もなく30歳を迎える小亮さんは昨年6月、知人の紹介である“女性”と知り合った。胸元まで伸びた長い髪、細い眉をしたその女性に心をひかれ結婚を約束。結納金4万元（約76万円）の一部として、8000元（約15万円）を渡した。

二人は結婚届けを出さないまま同居を始めたが、“新婦”は夜の生活をかたくなに拒否。十数日たって偶然、“新婦”が男性だと気付いた。世間体を気にした小亮さんが警察への通報をためらっている隙に、“新婦”は結納金とともに行方をくらました。

警察によると、“新婦”は5人組の結婚詐欺グループのリーダー格。警察はこれまでにメンバー2人を逮捕したが、“新婦”は別の2人と逃走中だという。

このニュースが中国のネット上で話題を呼んでいる。以下はネットユーザーの反応。

「新婦が男性だと気付いた場面、想像したくもない」

「タイの話かと思った」

「恥ずかしがりやな新婦だと思っていたら、実はタイ人でしたというオチ」

「新婦まで海賊版」

「海賊版や粗悪品は至る所に存在するということ」（翻訳・編集/柳川）