外国勢中心に進む航空券のEチケット化、紙製の発券には高い追加料金が!―中国

Record China    2007年8月7日(火) 13時53分

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国際航空運送協会(IATA)による航空券全面Eチケット化規定に沿い、一部でEチケット発券が行われているが、中国国内の航空会社は対応が消極的な傾向があり、現在のところ中国での航空券発券はペーパーチケットと混在している。

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2007年8月4日、国際航空運送協会(IATA)が定めた、2007年末までに国際線の航空券を全面Eチケット化するという規定に沿い、一部の航空会社は国際線チケットをすでにEチケットで発券している。また、紙製チケットの発券には400元(約6400円)〜2000元(約3万2000円)の追加料金が課される。

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ノースウエスト航空、ユナイテッド航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、タイ航空などの航空会社は、中国内での紙製チケット発券にすでに追加料金を課しており、最も高いのはシンガポール航空の2000元(約3万2000円)。ただし、技術面での対応の遅れに伴う紙製チケットの発券には追加料金は課されない。

しかし、中国の航空会社はEチケットへの対応が消極的な傾向があるため、現在のところ中国での航空券の発券は、紙製とEチケットが混在している。Eチケットは、航空券の紛失、盗難の恐れがなく、搭乗手続きを専用カウンターで行なえるため手続き時間が短縮されるなど多くのメリットがあるが、航空関係者は、詐欺などの被害を避けるため確実に信頼できる代理店を選んで手続きをするようにと注意を促している。(翻訳・編集/BA)

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