中国の「春節」が世界的な一大祭日に!中国の経済成長で影響力拡大―中国メディア

Record China    2015年2月21日(土) 10時47分

拡大

19日、中国新聞網によると、これまで中華圏に限った祝祭日だった「春節」(旧正月)だが、中国の経済成長に伴い、世界的にも影響を与える一大祝祭日になりつつある。写真は春節を祝うベトナム。

(1 / 3 枚)

2015年2月19日、中国新聞網によると、これまで中華圏に限った祝祭日だった「春節」(旧正月)だが、中国の経済成長に伴い、世界的にも影響を与える一大祝祭日になりつつある。

その他の写真

春節は中国だけでなく、これまでもベトナムや韓国、シンガポールなどでも祝われてきており、法定休日とする国もある。ベトナムでは1年でもっともにぎわう伝統的な祝祭日であり、韓国では祖先を祭る重要な1日。シンガポールには中国系住民が多いことから、やはり盛大に祝われている。マレーシアでは福建省などビン南文化の影響が濃い祝い方で、インドネシアでは一家がそろって年を越す文化がある。

しかし、グローバル化が進み、中国圏のものだった春節は世界各地で受け入れられつつある。中国とは縁もゆかりもなかった欧米でも、春節を過ごす人々が現れるようになってきた。米国では、華僑や中国系が多数居住していることや、中国の世界的な影響力向上により、中国の伝統行事に春節に興味を持つ人が増加。2月9日、カリフォルニア州は旧正月を祝祭日として祝うことを州上院が全会一致で可決した。

中国は2008年の北京オリンピックや、2010年の上海万博でソフトパワーを示したが、春節のグローバル化もまた中国のソフトパワーを示すブランドになっているようだ。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携