「客室乗務員が買い物をしていて搭乗時間に遅刻」のネット投稿はウソ、中国国際航空が「そのような事実ない」と否定―中国メディア

Record China    2015年2月25日(水) 22時35分

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24日、京華時報によると、中国国際航空CA440便が韓国の仁川空港で搭乗時間が過ぎても乗客をロビーで待たせたのは、女性客室乗務員が買い物をしていて遅刻したからだとされた問題で、実際は遅刻の事実はなかったことが分かった。写真は仁川国際空港。

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2015年2月24日、京華時報によると、中国・重慶に向かう中国国際航空CA440便が出発地の韓国・仁川空港で搭乗時間が過ぎても乗客を登場させなかったのは、同便の女性客室乗務員が空港内で買い物をしていて遅刻したからだと報じられた問題で、実際は遅刻していなかったことが分かった。

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21日午後2時29分、同便の乗客が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、「搭乗時間が過ぎているのに、まだ搭乗できない。スタッフに事情を聞くと、『乗務員がそろわないから』という。5分後、両手いっぱいに買い物袋を抱えた女性客室乗務員が微笑みながら走ってきた」と書き込んだ。添えられた画像には、いくつもの買い物袋を持った乗務員が搭乗口を通過する姿と、その後ろに登場を待つ乗客の「長蛇の列」が写っている。

ネット上には遅刻した女性客室乗務員を非難するコメントがある一方、驚くことに微博に書き込んだ乗客を非難する声も多い。「大したことないのに大騒ぎしやがって」「春節(旧正月)なのに働いているのにかわいそう」「たったの5分ぐらい待ってやれよ」といった乗務員に同情的なコメントも多数寄せられた。

ところがその後、会社側はこの客室乗務員が搭乗口に到着したのは搭乗時刻より前と説明。搭乗時刻は現地時間の午後3時25分で、録画した画像を調べた結果、最初の乗客の搭乗時間は同24分だった。搭乗の際、すべての客室乗務員がそろっていたことから、問題となった乗務員に遅刻はなかったとしている。なお、最初に微博に書き込んだネットユーザーは、書き込みを削除している。(翻訳・編集/本郷)

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