2015年2月28日、中国紙・南国早報によると、中国広西チワン族自治区玉林市のバスセンター付近で26日、背中に「私はスリです」と書かれた紙を貼った男が、バスを待つ乗客のバッグを物色する行為を繰り返していた。

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ある男性が、歩道上でバスを待つ人に近づいては、手に持ったバッグや背負ったリュックの中をのぞき込んでいる男を見つけ「スリだ！」と直感。周りの人々に注意してもらおうと思い、「私はスリです」と書いた紙をテープで男の背中に貼り、その画像をインターネット上に公開した。

この画像を見た中国のネットユーザーの反応は意外なものだった。

「玉林市の住民。ここはいつもスリがいっぱい。もう10年以上になる」

「道の向こう側にある『公安局』の看板が、やけに光って見えるよ」

「ひょっとして公安局はスリとぐる？」

「この紙を貼った男性こそ、スリよりもすごい技を持っているのでは？」

「公安局なんかあてにならない。自分のものは自分で守らないと」

「この男は公安局なんか恐れていない。公安局はこの男なんか見ていない」

「公安局も泥棒も同じ穴のムジナ」（翻訳・編集/本郷）