2015年3月1日、中国のネットに、日本に住む中国人が体験した日本のトイレにまつわるエピソードが掲載された。

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ある日、トイレの順番待ちをしていた際、やっとのことでおばあちゃんが用を終え出てきた。長い時間待たされイライラしていたのが伝わったのか、彼女は何度も謝っていた。よく見るとその手には紙筒が握られていたが、私は我慢の限界だったためすぐに駆け込んだ。

中に入ると、トイレットペーパーが交換され、紙が三角に折られていることに気が付いた。日本では清掃員が取り出しやすいようにトイレットペーパーを三角に折ることがあるが、彼女は客にもかかわらず、次の人のことを考えて三角に折ったのだ。

さらに、ファミレスのトイレを使用した際、個室の前で子供を待つ母親を見かけた。彼女は何度も「終わった？」と子どもに聞いていた。正直、母親が手伝えばすぐに済むことだが、日本人は忍耐強く子どもを待ち、自立心を育てようとしているのだ。（翻訳・編集/内山）