Record China 2015年3月3日(火) 18時9分
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2日、中国・毎日経済新聞によると、先日、河南省濮陽市清豊県にある人工の湖で大学生が水死した事故について、救助された2人の子どもの母親が子どもにうその証言をするよう仕向けていたことを認めた。
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2015年3月2日、中国・毎日経済新聞によると、先日、河南省濮陽市清豊県にある人工の湖で大学生が水死した事故について、救助された2人の子どもの母親が子どもにうその証言をするよう仕向けていたことを認めた。中国のネットでは激しい怒りの声が上がっている。
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報道によると、2月26日午後、湖の近くで遊んでいた2人の子どもが、誤って湖に転落。近くにいた大学3年生の猛(モン)さんは、衣服を脱ぎ捨てて飛び込み、2人を救助したが、猛さん自身は力尽きて水死した。
ところが、警察は「猛さんが2人を助けて犠牲になったという証拠がない」とし、柵によりかかった3人が同時に湖に転落したとの見方を発表した。その根拠となったのが、転落した子どもの証言だった。子どもの1人は「男の人が携帯電話をいじりながらやってきて、柵によりかかったら柵が壊れて3人とも落ちてしまった」と話していた。
猛さんの家族や友人は、岸に猛さんの携帯電話や脱ぎ捨てた衣服が置いてあったことが飛び込んだ証拠だとしていたが、子どもの保護者らは「寒くなかったために、上着を手に持っていたのだろう」「猛さんが寄りかからなければ、うちの子どもたちも落ちなかった」などと反論していた。
しかしその後、目撃者の証言などから3人が同時に落ちていないことが判明。子どもの母親は、「責任を取らなければならないことが怖くて、子どもにうそをつくように言った」と証言がうそであったことを認めた。
このニュースに対して、中国のネットユーザーからは、「心が寒くなった。何も言えない」「助けても無駄だったな」「人の心は黒い。スモッグよりも黒い」「こんな母親は、どんな子どもを育てるかわかったもんじゃない!」「まったく情けない!どうしてこんなことができるのか。これが子どもを救ってもらった人に対する礼儀か?ろくでなしめ!」「良心がないな。どうりで人助けをする人が減っていくわけだ!」「この大学生は立派だった。安らかに眠ってほしい」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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2015/2/27
2015/3/1
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