Record China 2015年3月9日(月) 2時39分
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4日、米系不動産情報サービス大手CBREが今月2日に発表した統計によると、昨年のアジアの投資家の海外不動産に対する投資額は前年比23%増の400億ドル(約4兆7900億円)に達し、過去最高額となった。資料写真。
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2015年3月4日、米系不動産情報サービス大手CBREが今月2日に発表した統計によると、昨年のアジアの投資家の海外不動産に対する投資額は前年比23%増の400億ドル(約4兆7900億円)に達し、過去最高額となった。なかでも、中国本土の投資家の同投資額は前年比25%増の101億ドル(約1兆2100億円)に達し、シンガポールに次ぐアジア2位となった。3位は香港。国際商報が報じた。
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投資額を引き上げているのは、続々と出現する中国の保険会社(前年比100%増)や不動産会社(前年比310%増)、さらに台湾の不動産会社などの新しい投資家だ。
投資家の投資戦略の変化に伴い、近年投資先にも変化が生じている。2013年、海外投資の60%が、世界の5地域に集中していたものの、14年にはその5地域の割合が39%にまで低下した。そして、フランスのパリや米国のロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンなどが、新たな投資先となっている。
統計によると、アジアの投資家は、投資先の多様化を求めており、ホテルや産業用不動産が人気となっている。しかし、主流は依然としてオフィスビルだ。アジアの投資家に人気なのはEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)で、投資額は前年と並ぶ137億ドル(約1兆6400億円)だった。その他、投資額が増加している地域は、米国(前年比20%増)、環太平洋地域(前年比33%増)、アジア内部地域(前年比58%増)などだった。アジアだけを見ると最も主要な投資先は日本で、次が中国となっている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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