反汚職キャンペーンに応じ、共産党幹部14人が汚職を自己申告―上海市

Record China    2007年8月9日(木) 12時8分

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2007年8月、今春に中国共産党中央紀律委員会が実施した反汚職規定に応じて、14人もの共産党幹部が汚職を自己申告した。自己申告すれば、処罰が軽減されると定められている。写真は市政府庁舎。

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2007年5月30日、中国共産党中央紀律委員会は「職務を利用し不当な利益を得ることを禁止する規定」を発表、汚職を厳しく取り締まる姿勢を明らかにしたほか、1か月以内に自己申告すれば、その罪を酌量するという驚きの方針を伝えた。

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この1か月の期間内に上海市の紀律検査機関は延べ1万回を超える問い合わせを受けたという。結果、最終的に上海市では14人の党幹部が汚職を申告した。うち7人は同規定と関連がないとして罪を不問にされた。2人が捜査中。3人が違反を確認され処分の手続き中だという。残り1人は罪状が確認され、司法機関に引き渡された。ただし自己申告したのを酌量し、量刑は軽減される見込みだ。

全国では、期間内に自己申告した者は1790人。その汚職にまつわる金額は7789万元(約12億4624万円)にのぼった。(翻訳・編集/KT)

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