2015年3月4日、中国国家海洋局は尖閣諸島の領有権を主張するウェブサイトの英語、日本語版を公開した。ウェブサイトは昨年12月30日の開設当初は中国語版のみであった。今回、英語と日本語版が公開されたのは、中国側が海外への宣伝を強化する意向を見せているためだとみられている。環球時報が伝えた。

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ウェブサイトには歴史的文献や法律文書などが掲載されており、「釣魚島（尖閣諸島）が中国の固有の領土であり、疑いようのない主権を有している」とされている。

菅義偉官房長官は4日の記者会見で、中国に抗議し、サイトの削除を求めると述べた。菅官房長官は「『中国が最初に発見し、釣魚島と命名した』としているが、事実を歪曲したものであり、受け入れられない」と述べた。

日本政府は昨年末にウェブサイトが開設された際にも中国側に抗議し、削除を求めていたが、中国側は応じていない。（翻訳・編集/岡本悠馬）