ソウルで男に切りつけられた駐韓米大使、早期復帰に意欲=ケリー米国務長官「彼の精神は強い」―米紙

Record China    2015年3月6日(金) 15時5分

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5日、マーク・リッパート駐韓米大使が韓国ソウル市内で男に刃物で切りつけられる事件があった。資料写真。

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2015年3月5日、マーク・リッパート駐韓米大使が韓国ソウル市内で男に刃物で切りつけられる事件があった。ニューヨーク・タイムズが伝えた。

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警察当局によると、5日午前7時40分ごろ、ソウル市内で開かれた朝食会のレストランに到着したリッパート大使を50代の男が刃物で切りつけた。男は現場で取り押さえられ、逮捕された。リッパート大使は右頬に長さ約11センチの傷を負い、顔を約80針縫う手術を受けた。また、切りつけられた際に腕で防ごうとしたため、刃物が左前腕を貫通したという。病院によると、命に別状はないが、指が完全に動かせる状態になるまでには数カ月かかる見込みだという。

米国務省は事件を非難する声明を発表した。また、ジョン・ケリー米国務長官は、事件後にリッパート大使と話した際に同氏が元気であったと述べ、「彼の精神は強い」と語った。

現在、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は事件を受けて、米韓同盟に対する攻撃であると非難し、徹底的な調査と警備態勢の強化を指示した。(翻訳・編集/蘆田)

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