核問題は6か国協議を軸に、韓国外相との電話対談で強調―中国

2007年8月9日夜、外交部・楊潔チ（ヤン・ジエチー）部長は、韓国外交通商部の宋旻淳長官と電話で会談し、韓国と北朝鮮の首脳会談・朝鮮半島情勢について意見交換した。中国新聞社が伝えた。

それによると、楊部長は、中国は一貫して対話による平和的解決を支持していると表明、28日より開催される第2回南北首脳会談で、大きな成果が得られることを期待すると伝えた。同時に核問題については、6か国協議をベースとして対話を推進すべきだと指摘、一部で懸念されている韓国・北朝鮮の二国間対話が6か国協議の障害になるとの見方に釘を刺した。

宋長官は、韓国と北朝鮮の関係改善に中国の支持が寄せられていることを感謝し、韓国は今後も中国と密に連絡を取り合いながら6か国協議により朝鮮半島の核問題解決を目指すと発言した。（翻訳・編集/KT）