訪日中のメルケル首相、日本に「歴史と向き合うこと」促す―独メディア

Record China    2015年3月10日(火) 7時10分

拡大

9日、国際在線によると、訪日中のドイツのメルケル首相は、「歴史と向き合い、過去に清廉であることが和解の前提条件だ」と述べた。写真はドイツのザクセンハウゼン強制収容所。

(1 / 2 枚)

2015年3月9日、国際在線によると、ドイツのラジオ局「徳国之声(ドイツの声)」は、訪日中のドイツのメルケル首相が、「歴史と向き合い、過去に清廉であることが和解の前提条件だ」と述べたと伝えた。

その他の写真

メルケル首相は「朝日新聞基金会」で行った演説で、「歴史と向き合うことができる国だけが、和解を達成できる」と強調した。報道は、「2015年は第2次世界大戦終結70周年であり、メルケル首相の言葉が日本の歴史問題の処理の仕方を指していることは明らかだ」と伝えた。

また、メルケル首相は「ドイツは第2次世界大戦を起こし、大虐殺を行った加害者であるが、ドイツが歴史から逃げなかったために国際社会の理解を得ることができた。欧州全体も数世紀の戦争の中から教訓をくみ取り、1945年以降は和解の姿勢を示している」とし、「隣国が寛大でなければ和解は実現しないが、ドイツが真摯に事実に基づいて歴史に向き合おうとしたことがより重要だった」と述べたという。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携