Record China 2007年8月11日(土) 7時14分
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8日付の報道によると、著しい経済発展を見せている中国では貧富の差が拡大。ネパールに次ぐアジア第2の格差国家であることがアジア開発銀行の発表により判明した。
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2007年8月8日、近年めざましい経済成長を続けている中国では、国内の貧富の差はますます拡大の一途をたどり、その差はネパールに次いでアジア第2位であるとの報道があった。アジア開発銀行(ADB)が発表した。
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ADBの報告では、アジアにおける貧富の差拡大の主因は、都市に集中する投資にあるという。都市は発展を続けて都市住民はその恩恵に浴し、高水準の生活・教育・医療・福祉が受けられる。貧困地域の状況は長年変わらないが、富裕地域はますます豊かになるためその差は拡がる一方なのだという。
ADBは、中国のように急激に発展を遂げた国家にとって貧富の差拡大は社会の不安材料となり、社会の団結力を弱めるものだと指摘。国民に広く就業の機会を与えることが解決策だとしている。
ADBはさらに、貧困地域に住む青少年が食事や教育・医療などを満足に与えられていない現状を憂慮し、アジア各国政府が真剣に取り組むべき課題だと強調している。(翻訳・編集/本郷智子)
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