2015年3月12日、米アップル社が今月9日に発表した腕時計型ウェアラブル端末「アップルウォッチ」のコピー商品が、10日には中国広東省で販売されていたとの海外メディアの報道に、中国のネットユーザーは驚きの声を上げている。中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。

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10日夜、「広東省深セン市ではすでにアップルウォッチのコピー商品が販売されている」との情報が画像付きでネット上に流れた。画像には、アップルが4月24日発売予定の最上位モデル「アップル・エディション」の色違いと思われる商品が並んでいた。中国最大のショッピングサイト・陶宝（タオバオ）には現在、「iwatch」の商品名でアップルウォッチそっくりの商品が多数出品されている。いずれも商品説明にアップル・エディションの画像をそのまま使用しており、値段も280元（約5500円）前後から3000元（約5万8000円）前後と大きなばらつきがある。

この記事に対する中国のネットユーザーの関心は高く、「さすが世界のパクリ大国！」「（中国のシリコンバレー）中関村より深センの方が先を行ってるな」「パクリしかできないなんて情けない」「アップルこそサムスンやシーメンスのパクリじゃないか」「日本を見習え！」といったコメントが次々と寄せられている。（翻訳・編集/本郷）