「女性になりたい願望」隠して結婚した夫、婚姻無効&妻への慰謝料支払い命じられる=「夫への人格侵害では?」―韓国ネット

Record China    2015年3月14日(土) 17時55分

拡大

14日、韓国・マネートゥデイは、女性になりたいという願望を隠し結婚に至った夫と、何も知らなかった妻の離婚裁判に至る過程を報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は結婚する韓国の若者。

(1 / 2 枚)

2015年3月14日、韓国・マネートゥデイは、女性になりたいという願望を隠して結婚した夫の行為が「悪質な事由」に当たるとして慰謝料の支払いを命じられた訴訟について報じた。

その他の写真

妻が夫と出会ったのは2012年。夫は年収1億ウォン(約1070万円)以上の医師で、結婚には申し分なかった。性格も非常に温厚で、妻はすぐに心ひかれた。しかし、結婚後3〜4カ月が過ぎると、女性のスタイルに憧れて10キロ以上減量するなど、夫に奇妙な行動が現れ始めた。そして結婚から6カ月後に、妻は婚姻の取り消しを求めて訴訟を起こし、家庭裁判所はこのほど「夫が女性になりたいという願望を隠して結婚したのは、結婚生活を維持できない悪質な事由」に該当するとして、婚姻の取り消しを認める判決を下した。夫には2000万ウォン(約213万円)の慰謝料の支払いも命じられたという。

性同一性障害が世間に認知されてきた中で起きた今回の騒動は、韓国で注目を集め、ネットユーザーからさまざまな声が寄せられた。以下はその一部。

「夫婦生活に問題がなければ、そのままでもいいんじゃないか?」

「離婚要求した妻は、性少数派への人格侵害にはならないのか?」

「妻も、結婚前に夫のことをよく見てなかったんじゃないか?経歴に目がくらんだんだ」

「女性に問題があると思う。医師だから結婚したんじゃない?愛していれば、ただ横にいるだけで十分なはずだ」

「複雑に考えずに、自然に生きろ。気持ちの赴くままに…」

「結婚前にしっかり確認しないとね」

「異性になりたいという願望は持ってもいいと思うが、結婚はしてないけない」

「判決がおかしいと思う。なぜ離婚ではなく、婚姻無効なんだ」

米国で同様の事例をテレビで放送していた。その時の妻は、お互いに知らない点が多かったと言い、夫を理解しようとしていた姿がとても印象的だった」(翻訳・編集/三田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携