2015年3月15日、韓国・聯合ニュースによると、遠藤乾・北海道大学教授は、現在の日韓関係を「複雑骨折」状態と表現した。

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遠藤教授は13日、ソウル大冠岳キャンパス・国際大学院で開かれた第18回日本診断セミナーで、「日本−韓国和解の探求：東南アジアとヨーロッパ間の和解の比較政治」をテーマに講演し、日韓国交正常化50周年を迎えた日韓関係を「複雑骨折」状態と表現。「今年は日韓国交正常化50周年を記念する年であるが、日本と韓国は、両国の指導者が何の行動もとらないと非難して世論は互いに背を向けた状態」と残念がった。

この話題について、韓国のネットユーザーから多くの声が寄せられている。以下はその一部。

「最高指導者が、歴史歪曲（わいきょく）や、戦犯の参拝をするような状態で、和解の雰囲気がつくれるか」

「韓国はずっと日本を見ているが、安倍の態度からすると、日韓関係断絶だ」

「まず、正しい歴史観を持つ首相と政治家が日本の主流とならない限り、不可能だ」

「複雑骨折の原因は安倍首相をはじめとする極右勢力だ」

「日本と遠ざかっても全く問題ない。ただし、それによって米国との関係が悪化したら問題だ」

「今の日韓関係を残念に思っている人なんて、いるのか？」

「日米は韓国の敵だ」

「向かい合ったら、いつかは対決になる」

「日韓関係を悪くしているのは日本ではなく、韓国内の従北勢力の活動のせいだ」

「無条件に全ての日本人が悪いとせず、戦争の加害者である日本の支配層と、戦争の被害者である日本国民を区別して見る必要がある」（翻訳・編集/三田）