両会閉幕直後に高官2人を「秒殺」、中央紀律検査委が取り調べ―中国

Record China    2015年3月16日(月) 20時40分

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16日、全国両会閉幕直後の15日、中央紀律検査委員会は今回の全人代代表でもあった省・部級高官2人を取り調べていることを明らかにした。資料写真。

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2015年3月16日、中国新聞社によると、全国両会閉幕直後の15日、中央紀律検査委員会は今回の全人代代表でもあった省・部級高官2人を取り調べていることを明らかにした。反腐敗の鋭い剣が「両会シーズン」を避けることはなく、会期中にも高官2人を取り調べていた。

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第12期全人代第3回会議閉幕からわずか3時間後の15日12時55分、中央紀律検査委員会と監察部のウェブサイトに「仇和(チョウ・ホー)雲南省党委員会副書記が重大な規律違反、法律違反の容疑で現在組織調査を受けている」との情報が掲載された。

この情報の衝撃に、あるメディアは「秒殺」との言葉で仇和の突然の失脚を形容した。仇和が取り調べを受けていることが注目されたのは、「スター高官」「個性的高官」としても知られていたからだ。宿遷で政務を司っていた時には強力な手腕で知られ、その有言実行ぶりから「ひと味違う高官」と呼ばれ、「仇和現象」についてメディアの議論も引き起こした。

仇和が取り調べを受けているとの発表から5時間後、中央紀律検査委員会ウェブサイトに再びセンセーショナルなニュースが掲載された。「徐建一(シュー・ジエンイー)中国第一汽車集団董事長(会長)、党委員会書記が重大な規律違反、法律違反の容疑で現在組織の調査を受けている」というものだ。

徐建一は技術者から同集団副総経理(副社長)へと出世。吉林省党委員会常務委員、吉林市党委員会書記を務めた後に、中央直属国有大企業である一汽に戻り、会長に就任した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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