屋上に取り残された子どもと高齢者を救助、台風に伴う洪水で―広東省湛江地区

2007年8月11日。大型台風の影響で降り続いていた大雨のため、広東省湛江地区で洪水が発生した。特に被害の大きかった地区では食料も水もない状態で数千人の住民が孤立してしまった。

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知らせを受けた交通部は関係機関に応援を要請するとともに救援部隊を結成。11日午後3時40分、救援部隊のヘリコプターが現場に到着。用意されていた900キロほどの食料品を空中から届けることに成功した。さらに、迫り来る洪水のため自宅屋上で身動きが取れなくなってしまった4人の子どもと1人のお年寄りを救助した。

現在、水はかなり引いているが、天候がまだ安定しないため、これからも大雨に伴う洪水が起きる可能性がある。交通救援部隊は出動要請に備え、現在も待機中だ。（翻訳・編集/BA）