ダム放水で国際空港が完全水没、立ち往生の飛行機を人力で移動―山東省煙台市

Record China    2007年8月14日(火) 8時58分

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12日早朝、山東省煙台市の国際空港は開港以来最大となる洪水に見舞われた。水没した駐機場に取り残された飛行機を人力で移動させるなど、空港当局は対策に追われた。

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2007年8月12日早朝、山東省煙台市の国際空港は開港以来最大となる洪水に見舞われた。

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同市では8日より強い雨が降り続いていた。12日、豪雨により警戒水位を超えたダムが放水を開始、それに伴い周辺地域では洪水が発生した。同空港の滑走路は完全に水没、水位は50cmにまで達した。空港ビルも冠水するなど被害は甚大となった。洪水被害により45便が運航中止された。

12日から同空港は洪水対策を開始、11台のポンプを利用し排水を行った。また冠水の中、駐機場に取り残された航空機を職員らが人力によって移動させるなど過酷な対策が続いた。13日早朝、空港の冠水はひき、正常利用が可能となった。(翻訳・編集/KT)

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