Record China 2015年3月25日(水) 22時54分
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25日、韓国が宇宙開発分野への投資を拡大している。今年は前年比17.6%増の3740億ウォンを支出する計画で、26日には国産衛星「アリラン3A号」を打ち上げる予定だ。資料写真。
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2015年3月25日、韓国が宇宙開発分野への投資を拡大している。今年は前年比17.6%増の3740億ウォン(約400億円)を支出する計画で、26日には国産衛星「アリラン3A号」を打ち上げる予定だ。
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未来創造科学部が発表した2015年宇宙開発事業施行計画によると、韓国政府は今年、国産ロケット開発に2555億ウォン、人工衛星開発に926億ウォン、宇宙コア技術開発に239億ウォン、科学ロケットセンター建設に10億ウォンを投資する。同部は計画について、「競争国に比べると投資規模はまだ小さいが、選択と集中を通し、投資効果の最大化を図っていく」考えを示した。
聯合ニュースによると、韓国は2006年から8年間にわたって2359億ウォン(約253億円)を投じて国産衛星アリランを開発するなど衛星開発に取り組んでいる。26日には初めて赤外線センサーを搭載し、夜間や悪天候でも地上を鮮明に撮影できる「アリラン3A号」をロシアのヤースヌイ宇宙基地から打ち上げる予定だ。
また、宇宙開発との関連で、韓国防衛事業庁は今年10月、軍事偵察衛星の研究開発に向けた契約を民間企業と締結し、22年までに5基の打ち上げを計画している。同衛星は韓国の防衛システム「キルチェーン」と韓国版ミサイル防衛システムの中核として利用される。
韓国のネットユーザーからは政府による宇宙開発投資拡大について、「先進国になるためには宇宙開発での成功が不可欠だ。絶対に成功させてほしい」と期待の声が上がる一方、「国民に年金も払えない国に宇宙開発する金があるのか」「このうちどの程度が公務員や大学教授の懐に入るのか」と懐疑的なコメントも目立つ。アリランの打ち上げについても「日本の会社が設計し、部品はほとんど日本製らしい。これで国産衛星と言えるのか」との指摘もみられた。(編集/KO)
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