2015年3月24日、中国新聞社は韓国メディアの報道を引用し、韓国政府が安倍晋三首相の米議会での演説に強い関心を寄せていると報じた。安倍首相は4月26日から5月3日の日程で米国を訪問する予定で、日本の首相として初めて米議会で演説する見通しだ。

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韓国外交部の魯光鎰（ノ・グァンイル）報道官は24日の定例記者会見で、「韓国や国際社会が日本政府の歴史認識について注目し、懸念していることを日本と米議会は理解しているはず」と指摘した。また、今年が日韓国交正常化50周年、戦後70周年の年であることに触れ、「安倍首相が米議会での演説の中で歴代内閣の歴史観を継承し、侵略の歴史を深く反省することを期待する」と述べた。

さらに、今月上旬に日本を訪れたメルケル独首相が日本に歴史直視を説いたことに言及し、「これは国際社会の共通意見を反映している。安倍首相の米議会での演説内容は、安倍首相本人と日本の外交にとって非常に重要である」と話した。（翻訳・編集/野谷）