インドネシア人メイドに近づく「イスラム国」の影、黒い旗を持った全身黒づくめの女性らが集会に参加―香港メディア

Record China    2015年3月27日(金) 13時39分

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23日、インドネシア人のメイドたちが休日に集まる香港の九龍公園で、IS(イスラム国)のものと思われる黒い旗を持った全身黒づくめの女性たちの姿があった。資料写真。

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2015年3月23日、香港メディアによると、香港で働くインドネシア人メイドの団体がIS(イスラム国)の勧誘対象になっている。24日付で中国・環球時報が伝えた。

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インドネシア人メイドの間で最近、話題になっている1枚の写真がある。彼女たちが休日に集まる香港の九龍公園で撮影されたという写真には、IS(イスラム国)のものと思われる黒地に白のアラビア文字が書かれた旗を持った全身黒づくめの女性たちの姿が写っている。

駐香港インドネシア総領事館によると、IS支持者と思われるインドネシア人2人が20日、香港入管から上陸を拒否された。この2人は22日に開催される予定だった香港インドネシアメイド協会主催の講演会にイスラム教の講師として招かれていた。同協会関係者は、「2人はボランティアとして各国で宗教活動を行っており、熱心なイスラム教徒だと認識していた。背景についてはまったく知らなかった」と話している。

インドネシア本国でも、最近IS支持者による同国人への勧誘活動が活発になっており、現地で大きな社会不安を引き起こしている。香港には現在、15万人のインドネシア人メイドが存在する。そのほとんどが平和を愛する人びとだが、過激思想の持ち主が1人も存在しないとは限らない。自由港や国際ハブ港のある香港は、過激派組織の人間にとっても容易に侵入しやすい場所だ。独立運動や学生デモ、中国本土客への抗議デモなどが頻繁に起こることで香港に政情不安が広まれば、テロリストたちにつけ入るすきを与えることになる。(翻訳・編集/本郷)

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