2015年3月26日、中国主導で設立準備が進められているアジアインフラ投資銀行に、韓国も参加することを表明したと人民日報が伝えた。

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韓国は、米国の意向を考慮してアジアインフラ投資銀行への参加について慎重な姿勢を見せていたが、中国との経済的結びつきを優先させた形だ。これまでに英国やフランス、ドイツなど欧州の主要先進国も参加を表明しているが、日本は参加に慎重な姿勢を崩していない。

今回の韓国政府の決定が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えらえると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「さて、米国と日本はどう出るかな？」

「ハハハ！いいね。米国が怒っているだろう」

「アジアインフラ投資銀行を拒むものは愚か者」

「早くドアを閉めて鬼子（日本人の蔑称）を入れないようにしなければ」

「韓国は、口ではいらないと言っておきながら体は正直だな。米国が傷ついているぞ」

「いつの日かアジアインフラ投資銀行は韓国が創立したという日が来るのではなかろうか」

「韓国政府は賢明な決定をした。中国は最大の貿易相手国であり、アジアインフラ投資銀行への参加は韓国経済発展に大きく寄与するだろう。米国に鼻を引っ張られなかったというのは賢明だ」

「喜ぶのはまだ早い。政治経済制度がこんなにも異なる国が中国主導のアジアインフラ投資銀行に入るんだ。わが国は多くの現実的な問題や挑戦に面するだろう」（翻訳・編集/山中）