2015年3月27日、中国・環球時報は中国が提唱するアジアインフラ投資銀行（AIIB）に韓国が参加表明をしたことを受け、「米国はすでに孤立状態にある」との指摘が海外メディアから出ていると報じた。

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米国はこれまで韓国がAIIBに加わることに反対してきたが、韓国は26日に参加を表明。これまで37カ国が創始国になることで名乗りを上げている。記事によると、米国のある学者はAIIBに対抗姿勢を取ってきた米国を「ばつが悪く、愚かだ」という表現で非難しており、仏AFP通信は「AIIBの成功に米国は対応が間に合っていない。米国はAIIBに対抗したが、後になって自分がますます孤立していくことに気付いた」と指摘した。

韓国が米国の意に背く形で参加表明をしたことについて、韓国KBSは「これまで米国の反対を考慮しAIIB参加には消極的な態度を取ってきたが、英国、フランス、ドイツなど欧州の主要国が参加を決めたことで韓国の負担が減ったのではないか」と分析しており、韓国・聯合ニュースは米国国内からも米国のAIIB参加を求める声が上がっていると伝えた。（翻訳・編集/野谷）