2015年3月30日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に、代々木公園の様子を写した写真が掲載され、話題を集めた。

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書き込みには「東京の代々木公園。花見客が残していった大量のごみ」と記され、添付された写真にはあちこちに大量のビニール袋や空き缶、ペットボトルなどが散乱している様子が写っている。

昨年のサッカー・ワールドカップ（W杯）で日本のサポーターが試合後のスタンドでごみ拾いをしたことが中国でも大きな話題になり、日本人の素養の高さに称賛の声が続々と送られたが、この書き込みと写真を見たネットユーザーからは失望の声も聞かれる。

「日本人は民度高いんじゃなかったのか？」

「（日本には）ごみは一つも落ちていないんじゃなかったのか？」

「日本人はごみのポイ捨てをしないんじゃなかったのか？」

「世界の人々はみな同じ」

一方で、「日本人はそんなことしないだろうから、中国人がやったんだろうね」「ありえない。日本人は神だ」といった日本人擁護のコメントも見られる。しかし、最も多いのはそうしたコメントが出ることを見越したもの。

「さて、これを見てどれだけの人が中国人を批判するか」

「『中国人が捨てた』って言い出すやつがいるだろうな」

「中国人：『この責任は私が負います』」

「安心しろ。台湾メディアが『これは中国本土客がやった』って報道するだろうから」

「また中国人観光客のせいにされるんだろうな」

「『これは全部、桜を見に来た中国人がやった。外国人はそんなに素養の低いことはしない』と言われるだろう。中国人の悲哀」

また、「昨年11月のハロウィンのときも、渋谷の街にごみがあふれた。でも、翌朝には近くの住民や学生が自発的にごみを拾って、すぐにきれいな街を取り戻した。この意識こそが中国人との違い」という指摘も見られた。（翻訳・編集/北田）