＜北京五輪＞聖火の「エベレスト越え」！成功に向け、3つの難題にチャレンジ―中国

2007年8月、国家体育総局機材装備センター発展部の羅傑（ルオ・ジエ）主任は、注目を集めている北京五輪の聖火リレー・エベレスト越えルートについてコメントした。

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17日にも登山ルートの詳細が発表の予定だが、登山担当者をはじめ具体的な点についてはまだまだ発表の段階にないという。とはいえ、今年5月にテスト登山を敢行するなど準備は順調に進んでいる。

聖火のエベレスト越えにあたっては3つの難題が予想されている。第1の難題は世界最高峰・エベレストの険しい登山。現在、チベット族の登山家が厳しい訓練を受けている。第2の難題は海抜8000m以上の高所でトーチの火が消えないかという問題。これについては固形燃料を使用した特製トーチの使用で問題は解決した。現在、より見栄えのいい炎が上がるトーチを目指し、改良が進められている。第3の難題は、聖火リレーのテレビ中継。これについても技術的側面からの検討が続いているという。前代未聞の厳しいチャレンジだが、五輪組織委員会は成功する自信を持っていると羅主任は話した。（翻訳・編集/KT）