＜北京五輪＞メダル用の金銀銅、月末に到着予定

2007年8月、北京オリンピック組織委員会は五輪とパラリンピックのメダルの原料が月末にも海外から中国に到着することを明らかにした。

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金と銅はチリ産、銀はオーストラリア産。材料を提供する企業はいずれも業界トップ級で五輪の公式サプライヤー。五輪に必要なメダルの数は約6000枚だが、金メダルは銀の本体に金メッキを施して作られるため、金メダル、銀メダルともに主要材料は銀となる。そのため必要な銀の総量は計1109kgにも及ぶ。

メダルは上海市の造幣工場で製造される。北京五輪のメダルは、中に玉が埋め込まれた特殊なデザイン。玉は中国産のものが用いられる予定だが、その具体的な産地はまだ発表されていない。（翻訳・編集/KT）