Record China 2015年4月2日(木) 7時56分
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1日、韓国政府が韓国型戦闘機の開発入札で、韓国航空宇宙産業(KAI)を優先交渉事業者に選定したことについて、韓国のネットユーザーからは巨額の開発費の行方や米国からのステルス技術移転の実現を懸念する声が上がっている。資料写真。
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2015年4月1日、韓国政府が韓国型戦闘機(KF−X)の開発入札で、韓国航空宇宙産業(KAI)と米ロッキード・マーティン連合を優先交渉事業者に選定したことについて、韓国のネットユーザーからは巨額の開発費の行方や米国からのステルス技術移転の実現を懸念する声が上がっている。
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韓国防衛事業庁は30日、1970年代に導入して老朽化した韓国空軍の戦闘機F4およびF5に代わるKF−Xを開発する優先交渉事業者に、KAIとその提携パートナーであるロッキード社を選定した。
契約額は推定8兆8000億ウォン(約9370億円)。政府は5月までにKAIとの価格交渉を終わらせ、6月から本格的に事業に着手。2025年に開発を完了させ、2032年までに戦力化する計画だ。120機の生産を行う。韓国政府が費用の60%を負担する。量産費用を含めた総事業費は18兆ウォン(約2兆円)。
入札には大韓航空・仏エアバス連合も応札したが、超音速高等訓練機「T50」などの共同開発実績のあるKAI・ロッキード連合が優先交渉権を獲得した。
KF−X事業の成功の鍵を握るのは米国が輸出統制品目(EL)と定めているステルス技術の移転。ロッキード側はKF−X事業の関連交渉で韓国政府に技術移転を約束したとされる。
韓国のネットユーザーからは、「実際に開発事業に使われる金額は1兆ウォンほどじゃないか」「国民の血税が無駄になる。始めからやらないほうがまし」などと巨額資金が確実に開発に投資されるのかどうかを懸念するコメントが寄せられている。また、ステルス技術の導入についても、「米国が本当に技術を提供してくれるのか。夢でも見たのじゃないか」などと懐疑的な見方も出ている。(編集/KO)
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