Record China 2015年4月1日(水) 17時20分
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1日、桜を楽しむ季節がやってきた今、日本と韓国は桜がどこの発祥かについてネットで論争している。写真は韓国の桜。
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2015年4月1日、桜を楽しむ季節がやってきた今、日本と韓国は桜がどこの発祥かについてネットで論争している。
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韓国メディアは日本の桜の中で最も有名な品種であるソメイヨシノの原産地は韓国の済州島で、花見も韓国の文化だとした。この記事が出ると、すぐに日本メディアの激烈な反発を引き起こした。
ある日本の専門家は韓国の王桜はソメイヨシノと全く違う品種だったが、韓国ではソメイヨシノを王桜と読んでいるから、混淆したと強調した。
その論争に参加したのは日韓のメディアと専門家だけではない。たくさんのネットユーザーもネットで口論を開始した。
一部の韓国のネットユーザーは「日本の桜は我が国の済州島から日本に渡って行ったのに間違いない」「日本の桜は種類が非常に多様だが、その中で最も一般的な王桜が済州島から渡った種だ。日本国内で自生していた事も多かったと知られている」としたが、「毎年争うね。でも最近韓国のメディアが日本のソメイヨシノという品種の桜は韓国の済州島が原産地だとよく言うようになった」「原産地なんてどこでもいい」とコメントする人もいた。
同じく、日本のネットユーザーも「意地になっているね。いくら叫んでも学術的に否定されている」などの意見が出たと同時に、「原産がどこであっても、日本の桜は今年も素晴らしく美しい。ただそれだけ」「起源なんてどうでも良い、と大多数の人は思っている。要は、いかに大切に育て自分の文化にしていくかではないか?」としている。
近頃、桜に関して中国の専門家も意見を出した。中国桜花産業協会の何宗儒(ハー・ゾンルー)代表は桜の国とされている日本はもともと桜がないし、日本の権威ある専門書「桜大鑑」にも桜の原産地は中国で、日本へは唐の時代にヒマラヤ山脈地域から伝わったと記されていると主張した。同代表は、「日本や韓国とけんかするつもりはない。ただ事実を伝えたいだけだ」と語った。
しかし、桜がどこから発祥したのかについて論争することには、何の意義があるだろうか?
北京の地元紙・新京報のコラム作家・潘采夫(パン・ツァイフー)氏が言った通り、文明の進歩も、衝突も、融合も、すべて1000年以上が経てから、やっと今日の模様を形成したのだ。他の国から導入したものであっても、本地文化の洗練を経たものであっても、本土文明の特有の味があるだろう。文化を相互に尊重し、文明の成果を共に享受するべきだ。(提供/新華網日本語版・翻訳/呉寒氷・編集/武藤)
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