韓国、K−11複合ライフルの欠陥がまたも発覚、国防予算26億円がパーになる可能性=「ちょっとはまともに造れないのか?」―韓国ネット

Record China    2015年4月3日(金) 8時37分

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1日、韓国のテレビ局YTNは、韓国国産の武器として脚光を浴びていたK−11複合ライフルで再び欠陥が発見されたと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は韓国軍。

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2015年4月1日、韓国のテレビ局YTNは、韓国国産の武器として脚光を浴びていたK−11複合ライフルで再び欠陥が発見されたと報じた。

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韓国防衛事業庁が昨年8〜12月、K−11の20ミリ空中炸裂弾の電磁波影響試験を実施した結果、60ヘルツの低周波帯域の高出力電磁波に影響を受けることが明らかになった。K−11複合ライフルに空中炸裂弾を装填し、安全装置を解除した状態で高出力電磁波にさらされると爆発することがあるという。

この結果を受け、防衛事業庁は5月に正式に韓国電磁波研究所に試験を依頼する予定だ。これをもとに軍当局は現在保有している20ミリ空中炸裂弾15万発の全てを廃棄するか、戦時用備蓄弾薬に回す方針だ。空中炸裂弾1発の量産単価は16万ウォン(約1万7000円)になる。もし全量廃棄が決定されると、国防予算240億ウォン(約26億円)が無駄になる。

K−11複合ライフルは欠陥が頻発したため、過去にも配備が数回遅延していた。2011年10月には、激発センサー不良で爆発が発生。2014年3月にも試験射撃の際に爆発を起こし、3人が負傷した。さらに、2014年9月には品質検査中に射撃統制装置に亀裂が発生して納品が全面的に中断されている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「ちょっとはまともに造れないのか?」

「60ヘルツって、一般家庭の電気の周波数じゃないか」

「これが『名品武器』か?」(※韓国内ではK−11を「名品」と称していた)

「国防費を浪費しているやつらを処罰しないといけない」

「この銃は2008年に初めて見た。もう7年目になるよな」

「韓国にはまともな武器がない」

「技術発展のために使われるお金は全く惜しくはない」

「すでに生産が完了してから欠陥を発見してどうするんだよ。開発中に欠陥対策をしてから生産しないとだめ。やってることがでたらめだ」

「横領や不正ではなく、技術力の問題なら、その原因に対する対策をちゃんとして解決すればよい」

「単純に製品の欠陥なのか、または不正処理で金をごまかして不良部品を使ったから、こうなったのか。どちらなのか明らかにしろ」(翻訳・編集/三田)

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