中国製テレビ、輸出が国内販売上回る=欧州や南米での現地生産化の見通しも―米社

Record China    2007年8月16日(木) 17時53分

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16日、アメリカのアイサプリ社が発表した予測によると、今年、中国製テレビの輸出台数が3960万台に達し、中国の国内販売数を超す見込みだという。

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2007年8月16日、アメリカのアイサプリ社が発表した予測によると、今年、中国におけるテレビ輸出台数が国内販売数を超す見込みで、国内販売が3830万台、輸出台数が3960万台に達するだろうという。昨年は国内販売が3680万台で、輸出の3480万台を上回っていた。

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日本のメーカーがCRT(ブラウン管)テレビから撤退し、液晶プラズマといった利益率の高い機種へ移行したため、中国がその穴を埋める形で輸出を伸ばしている。

アメリカが今年3月からデジタル放送用ATSC方式のチューナー搭載を義務付けたことから、第1四半期の輸出台数は2006年の第4四半期より38%も落ち込む結果となった。しかし、今後はチューナー搭載の製品に移行し、さらに輸出を伸ばすだろうと見ている。

また「中国製」が欧米市場の高い関税や非関税障壁に阻まれている現状を打開するため、中国メーカーがヨーロッパや南米に工場を建設し、「中国製」というレッテルを回避する形での製造が進むと予測している。(翻訳・編集/WF)

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