2015年4月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のソウル行政裁判所は同日、韓国政府が高校の韓国史教科書の執筆者に対し、教科書の内容を修正するよう命令したことは適法な処置だったと判断した。

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韓国教育部は「軍事独裁政権」や「親日」を美化していると指摘されていた教学社の教科書など7点に対し、朝鮮戦争が始まった責任の所在と北朝鮮の主体思想に対する説明、北朝鮮の経済状況、韓国海軍哨戒艦撃沈と韓国・延坪島砲撃事件、1997年のアジア通貨危機と朴正熙（パク・チョンヒ）政権の経済政策などに関する内容を修正するよう命じ、従わない出版社の教科書は発行を停止するとした。

これを受け、金星出版社や斗山東亜など6点の教科書の執筆者12人は、教育部の命令は特定の史観の反映を強要しているとして、修正命令の取り消し訴訟と執行停止を申し立てた。

裁判所は、「教育部の命令は、誤解される可能性がある表現をなくして、生徒らにより詳しく正確な情報を伝えようとするものだ」と述べ、修正命令は適法な措置だったと判断した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「独裁国家の始まり」

「怖い…。この国はどこへ向かっているんだ？」

「歴史の意味もわからない裁判官は、判決文を書くのに苦労しただろう」

「時代に合わせて歴史を変える国は、世界中で韓国だけ」

「歴史は事実をそのまま伝えるだけでいい。どう解釈するかは本人の自由だ」

「政権が変わるたびに、教科書の内容を変えるのか？」

「安倍首相に文句を言う資格はない」

「今後、日本の右翼団体を責められなくなった」

「良いところも悪いところも、日本のすべてをまねする韓国（笑）」

「親日、朴正熙政権を称賛する内容が記載されるまで、修正命令を続けろということか？」

「当然の判決だ。韓国の歴史を正しく教えるために、間違っていることはどんどん修正していくべき」（翻訳・編集/堂本）