日本との教育の違い(1/3)=「韓国風の制服」が保護者から反感を買った理由―中国ネット

Record China    2015年4月5日(日) 12時38分

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2日、中国版ツイッター・微博に、中国と日本の教育の違いに関する文章が掲載された。写真は制服を着た学生。

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2015年4月2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、中国と日本の教育の違いに関する文章が掲載された。

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一昨年、南京のある中学校で学生の意見を集めた結果、韓国の学校のような制服を採用するという話が持ち上がった。男子はブレザー、女子はスカートで、以前よりもずっと見栄えがする制服になる。興奮した学生たちは、帰宅後も電話をして制服の話題で盛り上がったほどだ。しかし、かわいそうなことに、子どもたちは保護者たちの「警戒」の視線が彼らに向けられていることにまったく気付いていなかった。

子どもたちの会話を聞きつけた保護者たちは、さっそくネットで「韓国風の制服」がどのようなものか調べ、そのデザインにがく然とした。保護者たちはすぐに学校に連絡し、「こんなにきれいな制服にして、子どもたちの異性に対する感情を刺激したらどうするのだ」とクレームを付けた。保護者たちからは、「女子が美しすぎて、男子がカッコ良すぎたら、子どもたちは早いうちから恋愛に走ってしまう。子どもたちを人に会うのも恥ずかしいような元の制服に戻すべきだ」という声まで挙がった。学校側は保護者たちに白旗を挙げ、子どもたちは引き続きジャージを着ることになった。

保護者たちも苦心している。子どもが恋愛にかまけて学業がおろそかになるのではないかと心配しているのだ。しかしこれはおかしい。韓国や日本の学校の制服はどれもとてもきらびやかだが、そのせいで子どもが悪の道に走ったという話は聞いたことがない。中国の保護者たちの「警戒」には、何か大切なものが抜け落ちているのではないか。(続く)(翻訳・編集/北田

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