化学物質を満載の大型トラックから出火、高速道路上に有毒ガス漂う―江蘇省

2007年8月16日、江蘇省の高速道路で、化学物質を満載した大型トラックから出火、有毒ガスが発生する事故が起きた。

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トラックの荷物は二亜硫酸ナトリウム。水に反応し発熱する性質があり、燃焼後は有毒ガスを発生させる。そのため防毒マスクを装着した消防隊員が消火にあたった。隊員たちは果敢に燃え上がるトラックの荷台に乗り込み、まだ燃焼していない二亜硫酸ナトリウムを運び出した。作業途中、ガスを吸い込み、嘔吐に襲われた隊員もいた。

出火から約4時間後、消火に成功した。現場を検査した結果、付近での二次汚染は確認されていないという。現在、関係部門が事故原因、過失の有無などについて調査中だ。（翻訳・編集/KT）