韓国の葬儀に日本統治時代の痕跡=「日本のおかげ、さもなければ3年喪中」「韓国自体が日本の痕跡だらけ…」―韓国ネット

Record China    2015年4月5日(日) 23時35分

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4日、韓国・中央日報は、韓国の葬儀には、日本による35年の統治時代の痕跡が多く残されていると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年4月4日、韓国・中央日報によると、昨年1月26日、日本軍慰安婦の被害者である女性が亡くなった。梨大木洞病院に設けられた遺体安置所は、故人をたたえる人々でにぎわっていたが、そこには日本による35年の統治時代の痕跡が多く残されている。

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報道では、葬儀に代表される韓国の儀式は、本来の伝統的な習慣を日本が毀損した代表的な事例であり、1934年11月10日に朝鮮総督府が発表した「礼儀準則」によるものだと指摘した。

朝鮮総督府の儀式準則に基づいて目に見えて変わったのが喪服だ。伝統的な喪服であった屈巾祭服(経麻で作られた服)を省略して衣と帽子だけを身につけるようにした。遺族が韓服や日本の伝統衣装を着る際には、左胸に蝶の形の黒いリボンを付けるようにし、洋服の場合は左の腕に黒い腕章をつけるようにした。遺体安置所で見られた喪章と腕章もこのなごりである。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「テコンドーも日本の空手から派生した」

「バレンタインデーとホワイトデーの由来はなぜ問題にならない」

「葬儀の形態が、どこの文化に由来するかは重要ではない。どのように心を込めて故人をお見送りするかが大切だ」

「日本のおかげだ。日本が変えてくれなかったら、3年間も喪中でいなければならなかった」

「どうせ今の韓国は文化的植民地だ。今の韓国の文化から日本の影をすべてなくしてしまうと、『朝鮮時代の人々のように暮らしなさい』ということになる」

「韓国自体が日本の痕跡だらけなのに…」

「私たちの生活に深く染み込んだ日本の文化を一度に全部なくすことは難しいが、一つずつ省いていくのは正しい。そのためには、国民の意識が変わらないとだめだ」

「伝統文化は発展し変化する。良いものであっても、日本からもたらされたものだから無条件だめだなんて非常識だ」

「日本文化の清算の問題より、私たちが守らなければならないと固く信じている伝統的なものが、せいぜい数十年ほどしか経過していない慣習だったという事実が興味深い」

「この否定的な意味を含んだ報道には異論がある。これは、日本総督府が朝鮮を近代化させるために行った政策だ。当時の日本人が朝鮮を大事に思っていたから、行ってくれたことだ。おそらく朝鮮総督府がしなくても、朴正煕(パク・チョンヒ)時代に礼儀準則を作って大々的に変えてしまっていただろう」(翻訳・編集/三田)

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