2015年4月7日、ロイター通信によると、ギリシャのマルダス財務副大臣は6日の議会で、第二次世界大戦時にギリシャがナチス・ドイツから受けた損害に対する賠償額が2780億ユーロ（約36兆円）であるとの試算を示した。

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2780億ユーロという金額は会計検査院の推計に基づくものであるという。ギリシャはドイツに対して戦時中の賠償を求め続けているが、ドイツは賠償問題はすでに解決済みであると主張し、拒否している。

この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「ギリシャはイタリアにも賠償を求めなきゃいけないんじゃないか？イタリアが最初に侵攻して来たんだろう？おっと、イタリアにはお金がないんだったね」

「オーストリアはドイツに賠償しなければならないし、オーストリアとドイツはギリシャに賠償しなければならないし、ギリシャはトルコに賠償しなければならない…ということになる」

「エジプトはギリシャに賠償金の支払いを要求しに行かなきゃいけないね」

「長い年月が経ってから、そしてこのような状況になってから戦後賠償を求めるとは、なんて見えすいたマネをするんだろう。ギリシャは気を付けた方がいいよ。同じように自国の歴史を理由にして賠償を求めてくる国が出てくるだろうからね」

「こうやって第二次世界大戦が始まったんじゃなかったっけ？」

「エイプリルフールは先週だったよね？」

「ギリシャはとうとう自尊心を使い果たしてしまったようだ」

「もしギリシャがドイツや西洋諸国に対して悪い感情を持っているなら、なぜEUに加盟して、金融支援を受けたんだ？」（翻訳・編集/蘆田）