2015年4月7日、アテネ五輪陸上男子110メートル障害金メダリストの劉翔（リウ・シアン）が引退を発表。恩師と妻がそれぞれコメントを発表している。網易が伝えた。

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陸上界のスター選手の劉翔は7日、中国版ツイッターに長文を掲載し引退を発表。北京五輪、ロンドン五輪の衝撃的な棄権でよく知られるが、「順風満帆な人生ではなく、救世主も現れなかった」と書き記しており、英雄のリアルな告白が人々の心を打っている。

昨年9月には、タレントの葛天（グォ・ティエン）と結婚。劉翔が引退メッセージを発表したのち、葛天も中国版ツイッターで「あなたは永遠にすばらしい」とコメントを発表し、アテネ五輪当時の写真を添えている。

劉翔と二人三脚で進んできた名物コーチ、孫海平（スン・ハイピン）氏も7日、上海市内でメディアのインタビューを受けた。北京五輪での棄権、その後は復活が期待されたロンドン五輪でも棄権したことで、引退時期がたびたび話題になってきた劉翔だが、ここまで年月を引きずったのは「スポンサーの意向」ではないかと言われている。これについて孫コーチは否定し、スポンサー企業とは良好な関係を保ち、無理な要求やプレッシャーは一切なかったとコメントしている。（翻訳・編集/Mathilda）