産経前ソウル支局長、「うわさは虚偽」の裁判所の判断に「異論はない」=韓国ネット「記者なら真実を書け」「もう日本に返してやれ」

Record China    2015年4月8日(水) 16時0分

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7日、韓国・聯合ニュースによると、産経新聞加藤達也前ソウル支局長は、「朴大統領関連のうわさは虚偽」とした裁判所の判断に「異議を提起するつもりはない」と述べた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年4月7日、韓国・聯合ニュースによると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損した疑いで起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、自らが記事で紹介した朴大統領のうわさが虚偽であるとする裁判所の判断に「異議を提起するつもりはない」と述べた。

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報道によると、加藤前支局長は産経新聞に載せた手記で、「朴大統領をめぐる当時のうわさを事実上否定した李東根(イ・ドングン)裁判長(ソウル中央地方裁判所刑事合議30部)の見解は、これまでの審議と検察の捜査によると、妥当なものである」と述べた。加藤前支局長は昨年8月3日付で掲載した「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題する記事で、セウォル号事故当日、朴大統領が元大統領補佐官チョン・ユンフェ氏と密会していたと報じ、同年10月、名誉毀損の疑いで在宅起訴された後、現在出国禁止状態で裁判を受けている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「新聞記者なら真実を書け。少なくともしっかり確認しろ。日本だけじゃなくて、韓国の新聞もだ」

「日本で天皇のことを侮辱するとだめだろう。表現の自由にも常識的な線がある」

「韓国はいくら日本を批判しても、路上でヘイトスピーチ(憎悪表現)はしないだろう。日本が言う『表現の自由』とは、差別と憎悪を表現する武器のことか」

「私たちは明らかに間違った道を進んでいる」

「もう、その記者を日本に返しなさい」

朝鮮日報の記事と、産経新聞の記事は何が違うのか?いまだにわからん」

「だから7時間(※問題となった記事で扱われた朴槿恵大統領の動向が不明な時間)もの間、朴大統領は何をしていたんだ?」

「裁判所が虚偽と判断したその根拠は何だ?」

「言論の自由への弾圧は、民主主義に逆行している」

「記事が間違っていることが確かだとしても、名誉毀損で訴えることが正しいことか?疑問だ」(翻訳・編集/三田)

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