2015年4月8日、韓国のテレビ局YTNは「安倍政権が独島（日本名・竹島）に対して、全方位的に侵奪の野望を表わしている」と報じた。問題は日本の独島強奪の野望が体系的なシナリオに基づいて着々と進んでいることだとした。

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自民党は2012年の総選挙で島根県が主催するいわゆる「竹島の日」の行事を政府主催で行うと公約。政権奪取に成功した後には、安倍政権は3年連続で竹島の日の行事に次官級の人物を派遣した。昨年は東京で竹島返還要求イベントを開き、教科書に竹島領有権主張を強化することを約束し、今回の中学校教科書検定で実際に「竹島は日本の領土」とする記述を実現させている。

報道は、こうした一連の流れについて、「日本が独島を紛争地域化し、国際社会で日本の味方を増やし、独島領有権を確保するというシナリオを立てており、着々と進んでいる。対策が急務である」と危機感を示している。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「韓国政府は何をしているんだ」

「旧日本軍将校の娘が大統領をしているからな」

「なぜ韓国には安倍首相のような政治家がいない。朴大統領と比べたら、まるで大学生と小学生だ。日本がうらやましい」

「日本以外、世界のどの国も核兵器を使用されなかった。日本は核を2つ撃ち込まれてもなお反省せずに存続している。これは驚くべきことだ」

「独島が日本の領土になったら、どんな損害があるのだろう？独島が韓国の領土になったら、どんな利益があるのだろう？これは、日本も同じだと思う」

「日本政府が継続的に独島領有権を主張する間、韓国はどんな準備をしていたんだ」

「日本はそれなりの論理を持って対応している。私たちはその都度、感情的に対応するばかり。だから負けるんだ」（翻訳・編集/三田）