産経前支局長の出国禁止延期の可能性大、ソウル外信記者クラブが憂慮を表明―中国メディア

Record China    2015年4月10日(金) 3時45分

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9日、中国新聞社によると、韓国の朴槿恵大統領に対する名誉棄損で起訴された産経新聞の前ソウル支局長が出国禁止措置を受けている問題に関連し、ソウルの外国メディア記者クラブが憂慮を表明する書簡を朴大統領に送った。

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2015年4月9日、中国新聞社によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する名誉棄損で起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が韓国当局から出国禁止措置を受けている問題に関連し、ソウルの外国メディア記者らでつくる「ソウル外信記者クラブ」の理事会が憂慮を表明する書簡を朴大統領に送った。

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加藤氏に対する出国禁止措置は昨年8月7日から始まり、延長を重ねて8カ月以上に及んでいる。今月15日に再び期限を迎えるものの、再度延長されるのではとの懸念が高まっている。

書簡では加藤氏が帰国後も開廷時には出廷を約束していることを強調。外信記者クラブの理事会は、特定の報道内容によって出国禁止が長期化している状況は「以前に比べ大幅に改善していた韓国の言論状況にマイナスの影響を及ぼしかねない」と憂慮を表明した。さらに朴大統領に対し、「外国メディアの記者らの憂慮を十分に考慮し、出国禁止の延長についてよく考えるように希望する」と述べた。(翻訳・編集/谷)

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