文化大革命はまだ続いている?公開された当時の指名手配書に「怖くてコメントできない」「アップ主は大丈夫?」の声も―中国ネット

Record China    2015年4月13日(月) 8時36分

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8日、中国版ツイッター・微博に公開された文化大革命当時の指名手配書が中国のネットユーザーの間で話題になっている。写真は文革の宣伝画、ポスター。

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2015年4月8日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に公開された文化大革命当時の指名手配書が中国のネットユーザーの間で話題になっている。

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画像を公開したのは、中国金融界のスペシャリストで中国金融博物館理事長の王巍(ワン・ウェイ)氏。「1969年5月14日」と記された指名手配書には、逃走犯の氏名、年齢、身体的特徴や逃走時の服装などが似顔絵とともに書き込まれている。注目すべきはその罪状と刑の重さだ。「みんなが『毛主席万歳!』と叫んでいるときに、『1万歳も生きる人間はいない』とつぶやいた」逃走犯は、「偉大なる指導者を侮辱した罪で懲役10年の判決を受けたが、移送中に逃げた」とある。

王巍氏は手配書の画像に「この時代は本当に過ぎ去ったのか?それともまた戻って来たのか?」という言葉を添えている。これは最近、毛沢東を批判したとの理由でテレビの人気司会者が連日激しい批判を浴びていることを指しているようだ。この微博に寄せられたコメントのなかで、「賛同する」が多いものから順に紹介する。

「文化大革命の時代に、家族や親せきが被害に遭った人は『賛同する』をクリックして!」

「あなたが60年生まれだろうと、80年生まれだろうと、まだ同じ時代にいるんだよ」

「この時代は過ぎ去ってなんかいないから」

「1万年生きるのは亀(中国語で亀=王八は「愚か者」の意味)だけ」

「この情報化の時代にそれはないだろ」

「万歳って、皇帝に対する言葉でしょ?新中国に皇帝がいたの?」

中には「(当局が)怖くてコメントできません」「こんなこと書いて、アップ主さんは大丈夫なの?」という声もあった。(翻訳・編集/本郷)

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